2005年5月6日金曜日

昼間は近郊にドライブ、夜は誕生日のお祝いに呼ばれて出かける。ドライブは運転が荒くて怖かったのをのぞき(でも運転そのものはすごく上手い)、楽しかったが夜はいろいろあってしこりが残るような感じ。開催者のアパートの人は怒鳴り込むし、開催者の同居人のタバコを誰か自分のものにしてしまったらしく、大変腹を立ててその後の二次会に来なかったし、ディスコの前ではゴミ箱の中身が燃えるし、帰り道では建物の壁が落下したあとらしきものを目撃し…。

ゴミ箱が燃えているのは衝撃だった。入り口に立つガードマンは500mlペットボトル入りの水で火を消そうとするし、近くにいた人が「消防車を呼べばいいのでは」と言うと「呼びたければあなたが呼べばいい」と答えるし。さらに周りに紙など燃えるものがあるのに、燃えているゴミ箱の中身を道路にぶちまけていた。恐ろしくなって友達と立ちすくむ中、他の人は平気でディスコに入場していく。ありえない。ディスコが燃えてたくさんの人が死ぬ、というのは簡単に起こりうると実感した。

昼間にコーヒーを飲んだところでちょうど結婚式が開かれていて結婚式の話になったのだが、スペインでもできちゃった婚はあるらしい。さすがにそういう人は教会で式を挙げるのは控えたりもするらしいけど、妊婦用のウェディングドレスもあるとか。そして、純潔を象徴する純白のウェディングドレスを着ることができる人も少ないわけで、最近では「薄汚れた白」のドレスがあるということだった。スペインも急速に開放的になっているけど、現実ときしみを起こしているのではないかと思う。できちゃったら結婚するあたりも、けっこう保守的なのでは、と思うし。日本と同じく。

0 件のコメント: