2009年11月29日日曜日

スイス生活

気づいたらまた更新しないまま数日経っていました。どうしたらいいのだろう。ブログのネタをコルクボードに書いて貼っている人がいたけど、ある程度定期的にまとまったことを書こうとするならそれ位するべきなのかも。

スイス生活で気づいたことをメモ的にとりあえず書いておこうと思います。

1. 肉が高い
ドイツと比べると高すぎる。日本よりもさらに高い。たとえば、ひき肉300gで500円くらい。COOPで売っている肉は基本BIOらしいので、そのために高いのかもしれない。ドイツでもBIOの肉は高いとの話だった(買おうとしたこともないので分からない)。ポストに入るチラシによれば、DennerやLIDLではドイツ並みに安く売っているようだ。
2. チラシが入る
毎日投げ込みのチラシが入る。スーパー、家具屋、大型電気店が主。
3. タイムテーブルが変わっている
日本よりもすべてが1~2時間ほど早めに動く。たとえば、会社の始業時間、スーパーの開店時刻は朝八時。夜も八時くらいになると街が閑散としている。
4. ドイツ嫌い
ドイツとの差別化を図っている。スイス人の愛国心はとても強いように思う。ドイツのような暗い過去の歴史がないためか、スイスの旗がいたるところに飾られている。国旗のついたシールをバイクなどに貼っている人もいる。

他にもいろいろとあります。スイスは不思議の国だと思います。
ちなみにBIOというのは、有機農法で育てられた野菜とか肉とかのカテゴリを指すものと解釈しています。BIOでない製品よりも数割増のお値段です。まったくの余談ですが、ドイツ人がBIO製品を買うのは、「味がいいから」ではなく、「体にいい」「環境にいい」という理由からであると授業で教わりました。「舌ではなく、頭で食べる傾向があるということを覚えておいてください」と先生が言っていました。

チューリッヒはたくさんの移民を抱える都市のはずなのにコスモポリタンな雰囲気はなく、むしろ良くも悪くも田舎っぽく閉鎖的であると思います。金融でここ百年くらいの間に突然大金持ちになった山間の国ならではの独自性があるのではないかという気がします。ドイツにいた間は申し訳ないくらいドイツに興味がなかったのに、スイスには興味津々です。

2009年11月26日木曜日

発音について

たまに自分のドイツ語発音を録音して聞いてみていたのですが、いつも声が詰まって苦しそうに聞こえるのが気になっていました。発音しているときは息苦しいわけでもないのに、実際の音を聞くと無理がある。ふだん、ドイツ人のおばちゃん店員の真似をして高い声で話しているときにはよく似ているらしく、声もちゃんと出ているので、ある日そのおばちゃん声の高さのまま通常のスクリプトを読んでみました。そうしたら、ずいぶんドイツ語らしくなりました。多少アニメ声っぽくなるのが気になりますが、苦しそうなのよりはずっといいので、普段の会話でもその声で話せるように練習中です。

高さの目安としては、ドイツ語のUウムラウトを発音しやすい高さを探して、その高さを基準にするがいいのではないかと思います。ドイツ語O及びUもいいのですが、日本語にない音のほうが高さが分かりやすいはずです。この音は普段の地声でそれらしく発音しようと思うとかなり低い声になってしまうので、苦しかったようです。

あと、頭のてっぺんから声を出すような感じもよいみたいですが、人に伝えるのは難しいです。

スペイン語を学習しているときには声の高さはあまり気にしたことがありませんでした。日本人らしさから抜け出すのは難しいものの、日本人が発音で困ることはほとんどない言語です。一方、ドイツ語は声の質から変えないと滑らかに発音することすら難しい言語だと思います。

今後のドイツ語の課題はNの音をちゃんと発音することですが、これはスイスドイツ語ではあまり必要ないようです。ドイツのドイツ語ではこの音をきちんと発音しないと間抜けになってしまうような気がしますが。

英語に関しても、声質を変えてみたら、ずいぶんと発音しやすくなりました。英語用の声は、ドイツ語より低め、日本語よりは高め、金属的な感じですがこれまた言葉で説明するのが困難です。

近々ドイツ人に会う機会がありそうなので、声を変えてどちらがいいか発音チェックを頼もうかと思います。

2009年11月25日水曜日

今後

十月よりスイスに住んでいます。国が変わるとはいえ、昨年に引き続きドイツ語圏だし、楽かな?と思いきや、言葉もずいぶん違うし習慣もずいぶん違うし友達もいないし…とスタートからつまづき気味です。でも、スイスは観光面では、すばらしくよいところだと思います。

なんらか有用な情報を提供できたら、と始めたのに相変わらずの放置っぷり。今後は、スイス生活を少しずつと、カタルーニャ語の学習情報を提供できたらいいなと思っています。