2009年8月26日水曜日

ドイツ語があまりにできないのに恐れを抱いて絵本を読むことにしました。読書好きとしては大人レベルの本を読めないことは沽券に関わるのだけど、仕方がない。それも、子供が本を読み始める頃に使うErstes Lesen(初めての読書)というカテゴリーの本を読んでいます。ミヒャエル・エンデの五歳児向けの本が理解できなかったため潔く名作子供文学はあきらめることにしました…。

今まで読んだ本リスト
  • Ulli Shubert. Hannes und der Mädchengeburtstag
  • Hortense Ullrich. Leanders Mutprobe
  • Dagmar Geisler. Miss Pim in Gefahr
  • Daniel Napp. Dr. Brumm will's wissen
  • Petra Wiese, Dunja Schnabel. Schulferiengeschichten
  • Edith Schreiber-Wicke. Kater Kamikaze
  • Edith Schreiber-Wicke. Jetzt kommt Kurt!
  • Dagmar Geisler. Karolina und Miss Pim in der Schule
  • Die Prinzessin im Supermarkt
他に7冊くらい読んだはずなのですが、メモを取り忘れたためタイトルがわかりません。

何冊か読んでみて感じたのは、ドイツの普通の子供の生活を描いたものはわかりにくいということ。それにあまりおもしろくない。ドイツ人の子供が読むには、自分に身近な問題、風景でとっかかりやすいのでしょうが。また、ドイツの子供文化を知りたければ楽しいと思います。動物が出てくるもの、ファンタジーっぽいものは取っつきやすかったです。このリストにはありませんが、サッカーチームの話がいちばん読みづらかった。

ドイツの図書館で探す場合、Erstes LesenとかLeseProfiとかいうコーナーが子供図書室にあるはずなので、そこで探してみてください。

2009年8月17日月曜日

発音メモ

発音が困難だった単語および自分の耳で聞いても明らかに発音できていない単語
  • silver
  • around
  • flower
  • colorful
  • vegetable
  • recognition
  • during
おなじみの単語ほど難しい。「シルバー」「フラワー」「ベジタブル」とインプットされてるからなあ。

今度日本に一時帰国するときに英語発音本を買ってこようかと検討中。

しかし「日本人が混同しやすいが英語話者は区別している音を言い分ける」練習は必要だけど、それ以上のネイティブ的発音を誰もが身につける必要はあるのか。あと、「子供が外国語を身につける方法」は大人にはあまり有効ではなく、自分の能力が衰えたことを実感させられるだけで辛い。大人が耳からだけ学ぶのは無理があるんじゃないかなと。

2009年8月13日木曜日

英語の発音メモ

英語を真剣にやってみたらわかった発音の問題点:
  • -able等の発音
  • Lが語頭以外に来て子音と連続する場合の発音
  • gの発音
  • aの発音
  • rの発音
  • lとrが一つの単語の中に混在する場合の発音
  • -fulの発音
  • 冠詞の発音(強く発音しすぎる)
  • sの発音
  • thの発音(スペイン語化)
  • 強弱アクセントではなく、高低アクセントで聞き取り、再生
googleで検索したら発音に関するブログやらメルマガやらが大量に出てきて、日本人の英語熱の凄さを実感した。で、Lの問題は「クリアL」と「ダークL」の違いとやららしくて、日本人が悩まされる問題の一つらしい。実際どうしたらいいのかはよくわからなかった。peopleを「ピーポー」といったり、impossibleを「インポッシボー」とするような感じで正しいようなのだが、もう少し詳しいところを知りたい。

語学学習ブログのつもりだったし

久しぶりに英語の話など。

語学学校も終わったし仕事も来ないし(在宅の登録をしているのだが…不況だからか駆け出しだからか?)時間があるので英語の勉強を始めました。一日のメニューは、English Grammar in Useを2課、The Merriam Websterの単語の本のクイズ一区切り分(語根2つ単語8つ)、VOA Special English2分間分のディクテーションをしたあとシャドウイングを10回くらい(録音して発音を確認)。一時間半から二時間はかかる。

ディクテーションは、最初BBCの普通の番組を使おうとしたのだけど、イギリスジョークがきつすぎるし早すぎてシャドウイングがきちんとできず、どうしても発音が適当になるのでやめた。VOA Special Englishはディクテーションの練習には簡単すぎる気もするけど、それでも冠詞と前置詞を聞き漏らしがちなのでこのまましばらく続けてみようと思っている。

English Grammar in Useはアマゾンレビューでも評価が高い。内容は、多分高校自体に文法の時間に習ったことばかりなのだろうけど、あらためて英語で使えそうな文脈で説明されると目から鱗!というかわたしはこれまで一体何をやっていたのかと深く反省させられる。知らないことがいっぱい載っている…。「過去形の疑問文にはdidを使います」という中学の文法みたいなことも書いてあるが、受験英語から、自分で発信できる英語への橋渡しにぴったりじゃないかと思う。音声があったらもっとよかったのにな。

単語の本は豆知識が多くておもしろい。「カナダ人はカナダがアメリカの付属物と思われているのではないかと恐れています」とか、「社会福祉は人々のやる気をそぐので社会に有害だと考える人もいます」とか、なんかアメリカっぽい!と思わせる文章も満載。アメリカの高校生向きなのでそこまで難解ではないが、ある程度英語を読むのが苦にならない人(本文を辞書なしで理解できるレベル)向けの本。単語も日常会話では使わなさそうなものが多い。新聞の気取った文章とかが読めるようになるのではないかと思う。たまに医学用語なども混ざっている(「盲腸」とか「壊死」とかそういうレベルなので専門用語ではない)。

VOAもアメリカの国策放送だから内容はまあアメリカ礼賛な感じ。アメリカに最近着いて英語を勉強している大人向けという側面がありそうで、やたらアメリカの歴史とか偉人とかの話が多い。単語の難易度と速度を抑えてあるので聞き取りは楽。その分、消えがちな音を知るのに最適で一ヶ月くらいはこのまま続けてみようと思う。

ちなみにポッドキャストの再生には聞々ハヤえもん、自分の声の録音にはSoundEngine Freeを使っています。SoundEngine Freeは録音して再生するだけに使うには高機能すぎる気もするけど使いやすいです。聞々ハヤえもんは再生スピードの調節ができること、AB区間指定してその間を繰り返しできることが魅力。iTunesより断然軽いし。



2009年8月8日土曜日

Pa amb tomàquet

パンにトマト、にんにく、オリーブオイルを塗ったパン・コン・トマテ(カタルーニャ語だとなんと表記すればよいのかわからない。パアムトゥマカット?)はカタルーニャ名物。しかし、アンダルシア出身のクラスメート曰く、「アンダルシアでも普通に食べていた。パンにトマトを塗ってそこにハムを乗せて食べる!カタルーニャの発明だって言ってるが嘘だ」と言っていた。本当のところはよくわからない。

トマトを塗ると風味が柔らかになり、パンも柔らかくなり、ハムといっしょに食べるととてもおいしい。スペインの強烈な味のハム、サラミ類もおいしく食べられる。

パン・コン・トマテ展示会もあるらしい。
la Fira del Pa amb Tomàquet

2009年8月1日土曜日

Mercè Rodoreda, El carrer de les Camèlies


文学作品としては難易度が低い(文章の)。捨て子である主人公が美しく成長し、男の間を渡り歩く…という話なのだが、あまり明るくはなくどちらかというと悲惨。カタルーニャ語がよくわからないため、あらすじを把握しておらず、最後の解説で「パトロンとその仲間数人に数日に渡って乱暴される」などのシーンがあったことを知った。

同じ作者のEl Plaça del Diamantはマルセ・ルドゥレーダ「ダイヤモンド広場」として邦訳されているそうなので、図書館で探してみたら見つかるかもしれない。

こんなのがあった。
カタルーニャ関連邦語文献