2005年6月3日金曜日

ここ数日の日記を書くのに三時間くらいかかっていた。アホすぎる。昨日結局提出できなくて、どうなるのか分からない。それでも書くことはしようとしているけど、久しぶりに苦戦中…。スペイン語で考えることができなくなってる。話すときにはそういうことはないのだが、書こうとすると日本語の方が先に出てくる。最近、日本語で文章を書いたり読んだりしているからかな。スペイン語漬けになるのが、話すだけでなく、それ以外でももっとも手っ取り早い方法なのだろう。問題は日本語を失うことだ。

ETAとの交渉に反対するテロリズム被害者の家族の大規模なデモがマドリードで行われた。政府はそのデモで方針を変えることはないとあらかじめ言明している。EU規模では、フランスとオランダのConstitucion Europeaの拒否がかなりの大問題らしい。他は大学改革が行われるとのことで、文学部は風前の灯火である。文献学はなくならないが、規模が縮小されるようだし、音楽学、美術史は消滅するらしい。改革はヨーロッパ規模なので、スペイン内で運動が盛り上がってもどのようにこの先状況が動くのかは分からないと思う。スペインは日本とは違って文献学の強い国だ、と思っていたけど、世界的な実利指向には敵わないのだろうか。

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