2005年6月8日水曜日

各レポートを一週遅れで出すことになりそうな気配。外国語で文章を書くのは実に疲れる。読むのも実に疲れる。話すのも疲れるが、読むことや書くことに比べて日常的だから疲れることに慣れたっぽい。レポートはまだ三分の一弱しか書いていない。明日の昼までにはこれだけは出したい。どうなることやら。レポートを書いていると、「百五十年くらい前のアルゼンチンの小説なんてどうでもいいよ」と心底思うし、かといって今何も抱えていなければ何もしないことは分かり切っている。

今日は同居人の機嫌がめちゃくちゃ悪かった。まだテストが始まってもいないのに、そんなにストレスを感じて勉強しまくった末に頭痛に苦しんでどうするよこれから、と思ったが、私の適当さを彼女に当てはめることはまず無理で、もう一人の「単位を落とすのは大したことないよ、勉強のしすぎで体調を崩す方がどうかしてる」と言っても「でも私にとっては問題なの!」と言う言葉に黙っていた。どうも風の噂でテストに関する悪い情報を得て、それで荒れていたらしい。

スペインの学生はえぐいほどテスト勉強をする。何でかは分からない。同居人の所属する課程はかなり厳しい方らしい上、今日荒れていた同居人はその中でも相当勉強する方らしいので、一般的ではないんだろうけど。でも文学部もけっこう人がいる。知っている人は、毎日図書館にいるが、中で見るんじゃなくて外で喋っているのを見るので、勉強していないのかもしれん…。

そういえば、今日私もテストがあったんだった。昨日はそうとうナーバスになっていたが、これまで何もしていないのをスペイン語で突然前日に勉強、なんてあり得ないわけで、あきらめた。テストの内容は、あるテキストが二つ出されて、どちらかを選んでコメントを書く、というもので、周りのスペイン人はA4裏表で四枚以上書いていた。そんなに書くなんて話がまとまっていないんじゃないのか、逆に、と思うのだけど、もしかしたら書く方でも、「とにかく発言したもの勝ち」の世界なのかもしれない。穴埋め、記号、というのも大学のテストっぽくないけど、字数制限も何もなくてとにかく書く、というのはよくわからん。というわけで、一枚しか書けなかった。

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