たまに自分のドイツ語発音を録音して聞いてみていたのですが、いつも声が詰まって苦しそうに聞こえるのが気になっていました。発音しているときは息苦しいわけでもないのに、実際の音を聞くと無理がある。ふだん、ドイツ人のおばちゃん店員の真似をして高い声で話しているときにはよく似ているらしく、声もちゃんと出ているので、ある日そのおばちゃん声の高さのまま通常のスクリプトを読んでみました。そうしたら、ずいぶんドイツ語らしくなりました。多少アニメ声っぽくなるのが気になりますが、苦しそうなのよりはずっといいので、普段の会話でもその声で話せるように練習中です。
高さの目安としては、ドイツ語のUウムラウトを発音しやすい高さを探して、その高さを基準にするがいいのではないかと思います。ドイツ語O及びUもいいのですが、日本語にない音のほうが高さが分かりやすいはずです。この音は普段の地声でそれらしく発音しようと思うとかなり低い声になってしまうので、苦しかったようです。
あと、頭のてっぺんから声を出すような感じもよいみたいですが、人に伝えるのは難しいです。
スペイン語を学習しているときには声の高さはあまり気にしたことがありませんでした。日本人らしさから抜け出すのは難しいものの、日本人が発音で困ることはほとんどない言語です。一方、ドイツ語は声の質から変えないと滑らかに発音することすら難しい言語だと思います。
今後のドイツ語の課題はNの音をちゃんと発音することですが、これはスイスドイツ語ではあまり必要ないようです。ドイツのドイツ語ではこの音をきちんと発音しないと間抜けになってしまうような気がしますが。
英語に関しても、声質を変えてみたら、ずいぶんと発音しやすくなりました。英語用の声は、ドイツ語より低め、日本語よりは高め、金属的な感じですがこれまた言葉で説明するのが困難です。
近々ドイツ人に会う機会がありそうなので、声を変えてどちらがいいか発音チェックを頼もうかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿